食道がんは肺転移や大動脈に広がる予後の悪い癌

公開日: : 最終更新日:2015/08/11 消化器内科

食道がんは肺転移や大動脈に広がる予後の悪い癌。
京都大学大学院 教授 武藤学先生

食道は口と胃をつなぐ臓器で食べ物が通過するところ。
治療法は表面、早期ならば内視鏡治療が可能、少し進行外科治療、そのほかに抗がん剤と放射線を合わせる化学放射線療法もあります。
たかじんは食道がんで亡くなりましたね。
逆に言うと、あれぐらい飲まないと食道がんにはならないのかとも思います。

食道がんは転移しやすい癌

肺へ浸潤したり大動脈に広がったりする予後の悪い癌です。
そのため進行した場合、体の負担がかかる治療になります。
自覚症状はほとんどないです。

食道がんはなぜ癌になるのかわかってきているので予防が可能かもしれません。
扁平上皮がんが日本人の90%。
飲酒、喫煙、熱い食べ物を好む、果物・野菜をあまり食べないと起こる確率が高い。
上記を避けて行くと食道がんのリスクは小さくなる。

顔が赤くなる人がアルコールの飲むほうがリスクが高くなる

食道がんの早期発見 抗がん剤 放射線治療 光線力学療法
食道がんは内側から広がります。広がり具合によって治療法を選択するのです。
がんが早期で発見されるならば、食道を温存した化学放射線療法が可能です。

顔が赤くなるのはアルコールの分解時に起こるアセトアルデヒドが原因。
発癌物質を顔が赤くなる人は分解する能力が低いからです。

アルコール感受性検査の種類

パッチテストで皮膚の色で調べる。
遺伝子検査は時間がかかる。
呼気スクリーニング検査は簡便で正確。
(微量のアルコールを飲んで専用のバッグに吐き出す。呼吸中のアセドアルデヒドの量を検査。)

食道のダメージの強い弱いとは?

ダメージが強い ヨウド液検査で染まらない白い点々が増える。
広がってきて食道全体がざらついてくる。早期の食道がんが潜んでいる可能性も有る。
酒をやめることで改善する場合も有る。

口や鼻から内視鏡で 食道粘膜を観察で発見することが可能。
ヨード染色内視鏡 正常な細胞ヨウドで茶色く染まる、癌は染まらない 胸焼けが強くなるアレルギー反応が有る場合もあり。
狭帯域内視鏡 通常の内視鏡ではなかなか困難だが、狭帯域を使うと正常な粘膜と癌の粘膜が違う風に見れる。
早期で発見できれば粘膜だけを剥離する 内視鏡手術も可能になる。

リスクをしって予防早期発見を。
飲酒量だけでなくアセトアルデヒドを分解できるかどうかの体質。
定期的な検査で早期発見を心がけていただければ。

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