障害者手帳を更新したいけど書いてくれる先生がいない

医療事務の仕事をしていて、障害者手帳を更新したい。
当院退院後3年間受診なし。
かかりつけ医は資格がないので以前書いてもらっった病院に相談してと言われた。
という電話を受けることがあるメモ。

身体障害者手帳の更新はメリットがなければ更新しないという方法も

一般的に障害者手帳を持つメリットは、受けられる介護サービスやお金(医療費助成)。
介護サービスを受けているなら等級が少々下がっても必要かもしれない。

医療費目的なら、
ずっと病院に入院中で(療養病棟や重症180日超え一般病棟)で医療費目的であれば、1級ないし2級が必要。
1級で更新できないなら更新する意味はないかもしれない。
ペースメーカーなどでは更新基準が厳しくなり、寝たきりなどの更新ではほぼ1級から3~4級に落ちることは間違いない。
申請してお金のメリットがあるかないか。
ないなら申請の手間と時間と書類代の無駄なので一般的に申請しないとなる。

1.とりあえず前医に相談するしか無い

妥協して書いてもらえる可能性も有るため、理由を的確に話す。
入院中、寝たきり、受診が不可能であるなど。
(本人受診が不可ならかかりつけ医の直近の検査取り寄せ+家族の受診等で書いてもらう)

2.資格を持つかかりつけ医を探す

書いてもらえなくて周辺の病院に依頼する場合は、
大阪なら、大阪府身体障害者手帳指定医検索システムがある。
ネットで探せると思うので探して、問い合わせして在籍か確認し、
かかりつけ医に紹介状を書いてもらって受診がいい。

かかりつけ医は
いつもの薬診察はクリニック
専門的なことは総合病院
と、2つあることは一般的かもしれない。

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