冷えのぼせチェックと典型的な症状
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最終更新日:2014/10/31
健康と生活の知恵
冷えのぼせは秋に増加する冷え性のひとつで、より重い症状が特徴。
下半身や手足の末端が冷え、顔や頭がのぼせたように熱くなる。
冷えのぼせチェック
- 胸より上は特に冷えを感じていないが手足は冷たいと言われる
- 手足が冷えているのに頭だけがボーッと熱くなるような感じになる
- 気温・運動などの熱くなる条件の後に、、胸より上がカーッと熱くなり、汗がどっとでる
- 冷えの自覚はないが、冷たいものを食べたり飲んだりするとトイレが近くなる
- 手のひらや足の裏にじっとり汗をかく
冷え性は体の血行不良が原因
人間の体は血液が循環することで温まるが、血行不良が続くと手足などの末端が冷えてしまう。
一方、頭の温度を一定に保とうとするため、頭と手足の温度差が大きくなる。
普段は自覚症状がないことも多いが、運動後など血行が良くなると、冷えていない頭部など上半身だけ
のぼせた状態になってしまうことも多いという。
「胸より上は冷えを感じないが手足は冷たい」
「手足が冷えているのに、頭だけがぼーっと熱くなるような感じがある」
などが「冷えのぼせ」の典型的な症状とされる。
自律神経の乱れを改善することがまず大事
冷えとのぼせが混在すると、体温を一定に保つように調節する神経が頻繁に働かなければならない。
その結果、自律神経バランスを崩し、寝つきが悪くなったり、不安感や緊張感に悩まされる人もいる。
冷えのぼせを判断するポイントはいくつかあり、冷えのぼせからくるさまざまな不調を治すには、自律神経の乱れを改善することがまず大事。
冷え性の場合は温めるのが有効だが、冷えのぼせの場合には温めつつ、のぼせている部分の熱を上手に逃す必要がある。
太い血管が通っている首の後ろ側を蒸しタオルで温め、顔や脇などののぼせを感じた部分は風を通して冷ますとよい。
冷え性の定番であるお風呂も注意が必要。
必要以上長風呂せずに、快適と感じる温度時間で十分。
寝る前には腹式呼吸で交感神経の緊張を和らげるとリラックスしてよく眠れるという。
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