痛みの原因は湿気ではなく気圧の変化である。
一般的に晴れの日は気圧が高く、雨の日は気圧が低い。
気圧の低下は体にストレスを与える。
体がストレスを感じると、体内にヒスタミンという物質が作られる。

炎症が起こりやすいのは過去に炎症を起こした場所

ヒスタミンは体のあちこちに炎症を起こし、危険を知らせる働きがある。
交感神経を刺激して痛みをもっと強く感じさせる。
古傷や過去に炎症を起こした場所に起こりやすい。

雨で古傷が痛い原因は、気圧の変化に伴う防御反応なのです。

気圧で頭痛が発生するのは有名なことです。
気圧で自律神経が乱れ、交感神経が活発になり、頭痛になるというようです。
神経質、ストレス過敏も影響しているかもしれません。
そういうときは自分の頭痛の種類が何かを調べるとよいでしょう。

頭痛には、片頭痛、緊張型頭痛、慢性片頭痛、群発性頭痛、三叉神経痛、脳しゅよう、くも膜下出血などです。

体内のヒスタミン増加は血管を拡張させます。
血管を拡張すると周囲の神経を刺激し、三叉神経痛、片頭痛などを引き起こします。
三叉神経痛や片頭痛など病院で診断されると、それにピンポイントに効果がでる薬などが処方されます。
そうして、長く付き合っていくためには原因を知ることが重要です。

その古傷にとっても、治療したほうがいいのかしなくていいのか、なにか行動を起こしたほうがQOLが向上するかしないかなどを検討し、自分に合った対策方法を選んでみてはと思います。