すんきという漬物がヨーグルトよりもいい乳酸菌が入っているそうです。
秋から冬にかけて作られるすんきは、赤カブの葉っぱのほうを使った漬物です。
株を入れるとピンク色になって綺麗。
長野県木曽で作られる、塩を使わない赤カブの葉の漬物。
塩を使わない漬物なので健康にもよいです
約300年前の松尾芭蕉の句にもありました。
花と散る みは再燃がころもきて
木曽の酢茎に春もくれつつ
酢茎がすんきのことだそうです。
すんきの作り方
- 赤カブの葉をきざむ
- 55度でゆでる
- しなっとしたら10秒ぐらいで出す
- 湯通しして殺菌して雑菌の繁殖を防ぐ
- すんきのタネを入れる(前の年に作ったスンキのこと)
- 入れることで乳酸菌が増殖する。
- 28度 でうまく発酵したら
- 倉庫に移動
- 1週間で食べれる
- 赤カブの身を入れるとピンク色になる。
- ヨーグルトと同じ量の乳酸菌
乳酸菌にも違いがある
ヨーグルトやチーズとの違いは、動物性か植物性か。
植物質の発酵食品は高糖質ではないので健康にもよい。
動物性と植物性があり、すんきやぬか漬けは植物性乳酸菌なのです。
すんきはここがすごい!植物性乳酸菌は腸に届きやすい
ヨーグルトなどは動物性の乳酸菌。動物性は生きたまま腸に行き辛い。
植物性の乳酸菌は、酸の環境で作られるため、生きたまま腸に届きやすい。
すんきにたっぷり含まれている植物性乳酸菌。
他にも20種類以上が含まれている。
腸内環境をよくし免疫力を高める。
すんきの乳酸菌という独特のものがいる。
独自のものが4種類、それがヨーグルトを超える可能性がある。
強い免疫調整作用が強く、感染症の予防、アレルギー花粉症を軽減する。
ヨーグルトを超える発酵食品と考えられている。
様々な料理に応用できる。
食べ方
独特の酸味があるため、鰹節をかけたり、すんき汁、ピザにしたり、パンに埋め込んだりする。
日本古来のスーパー発酵食品すんき。
腸内環境を整え免疫作用を高め、感染症予防でアレルギー対策になる夢のような漬物でした。
信州は塩が貴重だった。
塩がなくて漬物が作れなかったが、昔の人が考えて作ったのがすんき。
神経伝達物質の栄養素にも乳酸菌は必要で、精神状態を良くするのにも有効。