自覚症状が出にくい病気は臭いで気づくことが早期発見の鍵。
臭いは言ってあげたほうがいいがなかなかいえない。
そのために身内がいる。家族が気づいてあげられることが大事。
自分の臭いに気づく方法と病気がわかる病名
一週間に1回ぐらい、脱いだ服をビニール袋に入れて臭いをかぐ。
健康なときの臭いがわかっていれば病気になったときの臭いを把握しやすい。
甘酸っぱい体臭
甘酸っぱい体臭がする人は糖尿病の疑いがある。
食べた糖質はインスリンとともに体にはいり、エネルギーになる。
しかし、インスリンが不足したり作用しないことで血糖値が上昇。
脂質からケトン体が生まれ、甘酸っぱい臭いを放出する。
果物に例えられないような病的なメープルシロップの臭い。
腐敗臭は皮膚がん
腐敗臭のような臭いは皮膚がん。
皮膚がんにより、皮膚細胞が壊死、卵とか動物性の腐った臭いがするのが皮膚がん。
皮膚がんのタイプは2つ。
有棘細胞癌:皮膚の表面にでき、ホクロや日焼けなどと間違えやすい。
基底細胞癌:脂肪や神経など皮膚の内部にできる。
口からアンモニアは肝臓病
口からアンモニア臭の人はかなり進行した肝臓病の疑いがある。
肝臓は食べ物を消化する際に生まれるアンモニアを解毒する作用がある。
低下するとアンモニアを解毒できるアンモニア臭がする。
一般的に肝硬変。ひどくなると部屋がアンモニア臭で充満します。
胃の静脈瘤を作っていた。
肝硬変患者のの2割が胃の静脈瘤を併発する。
まったく症状がなく、突然破裂します。
血液の流れが速い静脈なのでショックで亡くなることもある。
腐った肉の臭い
呼吸器系の癌を疑う。
腐った玉ねぎの臭い
大腸癌を疑う。
たくあんの臭い
乳がんを疑う。
浸潤性の乳がんは皮膚に露出したがん細胞が細菌と混ざり、たくあんのような臭いがするといわれる。
生魚の臭い
胃炎・十二指腸潰瘍を疑う。
下水の臭い
副鼻腔炎を疑う。