風疹はワクチンの接種が最大の予防です。
まずは抗体検査をといいますが、抗体検査は病気ではなく自由診療なので、
だいたい実費で2000円ぐらいかかります。まずそこからが負担です。
今年の患者数は4000人を超え最近6年間で最多の風疹。
都心部に多く、8割が男性だそうです。
予防接種対象外だった30代が37%と、予防接種により予防効果があることがわかります。
妊婦が妊娠初期に感染すると胎児に重い障害が発生する危険性がある。
風疹はウイルス性の感染症
2~3週間の潜伏期間がある。症状は発熱や全身の湿疹、三日ばしかと呼ばれる。
子どもは5000~2000人に一人脳炎などの合併症がでるもののほとんどが軽症ですむ。
大人がかかると症状が重くなる場合が多い。
妊婦への影響
妊娠16週より前の妊婦がかかると胎児がウイルスに感染し、難聴、心疾患、白内障、精神の発達の遅れなどの障害を持って生まれてくる可能性。
先天性風疹症候群と呼ばれる。
妊娠初期に胎児の目や耳の機関の形成を妨げるため。
予防は、ワクチンで体内に抗体を作っているかどうか
風疹の抗体検査の費用は2000円ぐらい。医療機関でも可能。
唾液による飛沫感染。
読売新聞で大阪府医師会理事 齊田先生は、妊娠を望むカップルには抗体検査を受けてワクチン接種してほしいと言っている。
接種は病院や予防接種センター
予防接種センターでは単独ワクチン8000円、はしかとの混合ワクチン12000円で受けられる。
妊娠中は接種を受けられない。
風疹予防接種を受けた後は副作用の危険をなくすために2カ月は避妊を。