世界仰天ニュースより。
左手を猫にひっかかれその後傷は治った。
3週間たったころ、吐き気、倦怠感。
虫垂炎を疑い施設の整った病院へ、おそらくインフルエンザなのでしょう。
点滴を受け自宅に帰った翌日、病状は悪化。
首と背中の痛み。
猫にひっかかれてこん睡状態に
インフルエンザの症状である高熱は出ない、検査も陰性。
体に力が入らない。
自分で起き上がることも出来なくなった。
薬を飲ませようとしても水が飲めない。
こん睡状態に。
さらに大きなUCデービス子供病院。
自発呼吸できなくなった。
伝染病の検査は陰性。原因がわからないので治療ができない。
医者からの問診で猫にひっかかれたことを思い出した。
バルトネラ症やパスツレラ症ではなかった
猫のはや爪から激しい炎症を起こすウイルス、
猫引っかき病(バルトネラ症)やパスツレラ症を疑った。
傷口が大きく腫れたりするのが特徴。
患者は傷はない。
病院に来て3日目、このまま麻痺が続くと延髄まで犯され自分で呼吸ができなくなる。
どうにかしないと。
猫に狂犬病を移された
激しい麻痺、物を飲み込めないという症状。
思い当たる病気がある。
狂犬病の可能性がある。
過去に猫から感染したという例があります。
狂犬病は、危険なウイルスワースト5中、1位のウイルスです。
年間で55000人が死亡している。
主にウイルスをもった犬に噛まれたりひっかかれたり。
傷口から入ってウイルスが細胞を食い、脳を弱らせる。
脳に侵食、風邪や水を恐怖に感じる。
幻覚を見る。狂犬病患者の8割。
2割は症状が出ない。
舌に麻痺で嚥下障害が起こる。
狂犬病に特効薬はありません。
噛まれてすぐだとワクチンを接種するとウイルスが脳に到達する前に助かる可能性がある。
感染から時間がたつとウイルスが脳に付くとほぼ助からない。
狂犬病の新しい治療法
ある方法を試したい。
ミルウォーキープロトコル。
こうもりに噛まれ狂犬病を発症した患者に初めて行われた治療法。
脳の活動が活発だと狂犬病ウイルスも活発になるが鎮静剤で脳の活動を抑えウイルスを撃退。
脳の活動を強制的に弱めるの脳に障害が残る可能性がある。
麻酔で仮死状態で抗ウイルス薬をうつ。
治療から12日後、回復。
ワクチンを受けず狂犬病から回復したアメリカで3人目の患者。
足には麻痺が残った。