重複カルテの1号を消してしまい、2号を新患にするという方法です。
患者番号3000があるのに、3000のカルテを探しにいくのが面倒だから、見つからないからと言って、2号を作ると、1号カルテに2号と書き、前回受診日2012/2/28と作成するのが普通です。
ですが、2年前のカルテが見たい、検査が見たいと医者から電話があることもある。
そうすると、紛失したものを探さないといけない。
いや、病院ならばカルテを紛失はありえないんですが。
簡単に見つけられない重複カルテの証拠隠滅方法
それが発覚して探さないといけなくなるのが面倒なので、
発覚を恐れ、3000があるのに8000で新しい新患を作るのが間違ったやり方です。
そうすると、自分以外の前回受診日がないので、医者も看護師も事務員もすべてID8000は新患だと思います。
患者は昔、病院に来たことがあるから同じ病院に着たと思っているかもしれませんが、それを口にする事はまずないでしょう。
でも病院の患者検索ソフトで名前と生年月日を検索すると、同じ名前、同じ生年月日、同じ住所の患者が2人(ID3000と8000)でてきます。
これは誰が見ても医療事務のミスだと気付きます。
電子カルテやオーダリング、レセコンでは患者情報を完全削除することができる
そこで患者情報3000の情報を消すのです。
(患者氏名も生年月日も住所も電話番号も保険番号もすべて)
そうすると、患者検索ソフトでの結果は8000番だけになり、重複カルテには見えなくなります。
患者情報のすり替え 法律的に違法ではないので 犯罪ではないのかもしれません。
カルテ情報のすり替えは、医療ミステリーで使えるネタかもしれませんね。